• 2020.04.14

    休診中の自宅療法について ②

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    当院では治療の効果を持続させるため、治療後に耳の後ろのくぼみに小さなハリが付いたテープやチタンテープをお貼りしています。(連日いらっしゃる患者さんや、耳の症状によってはお貼りしないこともあります)
    セイリン社のパイオネックス(円皮鍼)と呼ばれる、長さわずか0.6ミリのハリが付いたテープ(絆創膏)を使用していますが、これは鍼灸師しか購入・取り扱いができない商品です。
    貼った後は入浴前に剥がすようメーカーから推奨されていますので、遠方にお住まいでなかなか治療にいらっしゃることができない患者さんなどには、一般の方でもお使いいただける円皮鍼の代わりの商品をご紹介することがあります。
    今回の休診期間中も、円皮鍼の代わりに下記のような商品を代用して、耳のケアにご活用いただくのもおすすめです。

    『こりスポッと』

    同じセイリンから出ている商品で、見た目はほとんどパイオネックスと同じです。
    違うのは、こちらはハリではなく粒状の樹脂を接触させるもので、皮膚に刺入させるものではないというところです。

    また、当院で円皮鍼をお貼りしているツボは『突難1号』という院長が考案したツボです。
    耳たぶの後ろのくぼみに『翳風(えいふう)』というツボがあり、その上(くぼみの一番奥)に位置しています。


    また、当院で円皮鍼と組み合わせてお貼りしているチタンテープは薬局や通販サイトで購入でき、一般の方でも取り扱い可能な商品です。
    少しでも休診期間中の対策として『突難1号』を刺激して、血流の良い状態を作っていただければと思います。