• 2020.06.21

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    患者さんとして来院していたある小学生の男の子とのエピソードです。

    そのお子さんはお耳が少し聞こえづらいということで、いつもお母さんと治療に来ていました。
    男兄弟ということもあってか、ぼそっと答えてくれることはあっても自分から話をするタイプではなく、聞いたことには大体お母さんが返答してくれていました。あんまり話すのは好きではないのかなというタイプのお子さんでした。

    会話よりもなぞなぞの方が飽きずに過ごしてもらえるかなと思い、治療時間には私から何度か簡単ななぞなぞを出して過ごしていました。それでもあまり反応は変わらず、ぼそっ、ぼそっと静かに答えてくれる感じでした。

    その後、何回目かの治療でいらした時にお母さんが取り出されたノート。
    よく見ると、その表面にはお子さんの字で『なぞなぞノート』と書かれていたのです。
    私の話聞いてくれているかな?と心配になる位の反応だったお子さんが、なんとおうちでわざわざ自分でなぞなぞを考えて、そのノートに書き出してきてくれていたのでした。
    思わず感動してしまいました。

    お子さんは人見知りだったり恥ずかしがったりとあまりリアクションがなくても、実はちゃんと話を聞いてくれているんだなと考えさせられた出来事でした。