• 2020.07.09

    インターンシップ1

    • ブログ
    インターンシップにいらした鍼灸専門学校の3名の学生さんより、体験レポートをお送りいただきました。
    掲載許可をいただきましたので、ブログにて掲載させていただきます。



    陽春の候 この度はインターンシップにて大変貴重な技術と治療理念をお聞かせ下さり誠にありがとうございました。
    4年前に自身に発症した突発性難聴と耳鳴り、めまいの苦しみを先生が治して下さったことで今健やかに暮らせる自分があると感じています。又、このことがきっかけで、自分の体に起きていることや、人体そのものにも興味が湧き、鍼灸を学ぼうと決心しました。
    病の発症がメンタルに及ぼす影響や、病院や他の鍼灸治療院でも改善されなかった当時の不安感を一過性のものと割り切ることはとても出来ず、逆に先生の治療で変化がみえて来た時の精神的解放感は生きて行く希望と言っても過言ではなく、「人の痛みに寄り沿い、生きる希望を与えられる人」に私もなりたいと思うようになったのです。
    ドキュメンタリー映画の監督として、匠の技を記録して来たこれまでの仕事と一変するかのようでいて、根底では同じ土台の上にあると考えています。今も当然必要とされ、且つ百年後、その先も社会にとって大事なことを遺し、伝えるということをして参りました。
    鍼灸は既に二千年の歴史があり、私が担い手とならずとも続いて行くと思いますが、中でも難しいとされる耳周辺の疾患に対し、藤井先生が研究され、開発された功績はとても大きいと思います。以前から施術を受けながらその技術の一片でも身に付けられたらと思っておりましたが、今回正式に施術メソッドをお伺いできたことで大変考察が深まりました。
    又、何より専門性に対する先生の徹底したこだわりに改めて心打たれ感動致しました。
    卒業まであと一年ですが、何とか治療家としてスタートラインに立ち、先生に治して頂き、又、今後ご教授賜りました経験を活かして参りたいと思います。
    お忙しい時間を割き、貴重な体験をさせて頂けましたこと心より感謝申し上げます。
    末筆ながら藤井先生とスタッフの皆様のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。