• 2021.03.24

    ヘッドホン難聴

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    新型コロナウイルスの影響によるテレワーク(在宅勤務)や、それによる運動不足解消のためのジョギング、ウォーキングなどで、ヘッドホンやイヤホンを使う機会が増えていませんか?

    テレワークでは特に、会議中など、ネットワーク環境の不安定さで聞こえづらくなると、いつも以上にボリュームを上げて音を聴いている方が増えていると思います。
    慣れというのは怖いもので、最初は少しうるさく感じていても、長時間聞き続けているとそれが普通だと感じてしまいます。

    その影響で怖いのは、「ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)」です。
    ヘッドホン難聴とは、ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で音楽などを聞き続けることにより、音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。

    この難聴は、少しずつ進行していくため、初期には自覚しづらいです。
    予防が大切で、何よりも長時間イヤホンを使わないことが最善策ですが、お仕事の為やむを得ず・・・という方は、休み休みイヤホンを使用したり、スピーカーとの併用をおすすめいたします。

    既に聴力が落ちている気がする、耳鳴りの頻度が増えたという方は、早めの治療がおすすめです。
    難聴に進行する前の前駆症状でも当院は対応可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。