• 2021.10.28

    旬の食材 さつまいもでパワーを補う

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    一気に気温が下がり木枯らしが吹く頃となり、温かいものが恋しくつい思い浮かぶものの一つに焼き芋があります。
    さつまいもは、子供時代に経験する秋を代表する行事の芋掘りがあるように、これからがおいしくいただける頃となります。

    さつまいもは、食物繊維が豊富で便通を良くして腸内環境を整えることは広く知られていますが、ビタミンCも多く含み、その他ビタミンB1、ビタミンE、カリウムやポリフェノールを含むことから、美肌作り、抗酸化作用による生活習慣病の予防効果などが期待できます。
    また、インスリンの増加を抑える『低GI食品』と言われて、血糖値の上昇が穏やかになるため近年注目されています。

    東洋医学では、さつまいもは「黄色い食べ物」に分類されます。
    黄色い食べ物は消化吸収を担う胃腸系にあたり、「五臓」で分けると「脾」に分類されます。
    その脾の働きが弱まると、体に必要なエネルギーや、潤い、血を作り出せないため、元気がなくなり疲れやすくなります。
    疲れてくると甘いものが欲しくなりますが、それも脾は甘味に分類されているので、体が無意識に求めてしまうのかもしれませんね。
    甘くて黄色い食べ物のさつまいもは脾を補うには良い食材です。
    他にも、栗、かぼちゃも自然な甘さと色で秋に恋しくなりますよね。

    最近、元気がなく疲れやすいなと感じたら、おいしいさつまいもに癒されてパワーを補ってくださいね。