ステロイド依存性感音難聴は、ステロイド薬の使用中は聴力が保たれたり変化が小さくなったりする一方、減量や中止に伴って聴力が低下する経過を示す感音難聴です。両耳に現れる場合があり、経過が長くなることもあります。
免疫の働きが関係する病気に伴う場合もありますが、聞こえ方の変動だけでご自身が病名を判断することはできません。急性低音障害型感音難聴、メニエール病、突発性難聴など、似た経過を示す病気との区別も必要です。
医療機関での検査・治療が必要な場合は、そちらを早めに進めてください。
一方、一掌堂鍼灸院へのご相談は、医療機関での受診や治療が終わるまで待つ必要はありません。受診前・受診当日・治療中でも一掌堂鍼灸院へご相談ください。現在の症状と医療機関での確認状況を伺い、必要な医療を妨げない形で施術の時期や進め方を一緒に考えます。
聞こえ方が変化したときは、耳鼻咽喉科へご相談ください
ステロイド薬を使用している方に次のような変化がある場合は、処方を受けている医療機関や耳鼻咽喉科へご相談ください。
- 薬の減量中や終了後に聞こえにくさが強くなった
- 耳鳴り、耳のつまり感、音の響き方が変化した
- 左右の聞こえ方に新たな差を感じる
- めまい、ふらつき、吐き気を伴う
ステロイド薬は急に中止すると全身状態へ影響することがあります。薬の量や使用期間を自己判断で変えず、体調の変化を担当の医師・薬剤師へ伝えてください。強いめまいに加えて、激しい頭痛、ろれつの回りにくさ、手足のしびれや動かしにくさがある場合は、救急医療を含む医療機関への相談が必要です。
主にみられる症状と経過
聞こえにくさのほか、耳鳴り、耳のつまり感、音が響く感覚、めまいなどを伴うことがあります。聴力の変化の仕方や薬への反応は一人ひとり異なります。
症状の記憶だけでは変化を捉えにくいため、聴力検査の結果、薬の種類と量、体調の変化を時系列で保管しておくと、医療機関で経過を確認する際に役立ちます。
医療機関で確認されること
耳鼻咽喉科では、純音聴力検査などで左右・周波数ごとの聴力を確認し、これまでの経過と薬への反応を確認します。必要に応じて、血液検査や画像検査などが検討され、免疫に関わる病気を含む背景の確認が行われます。
薬の種類、量、減らし方、ほかの薬との組み合わせは、病状や全身状態によって異なります。一掌堂から薬の変更や中止を勧めることはありません。
医療機関での確認と並行して、一掌堂へ相談できること
一掌堂鍼灸院では、ステロイド依存性感音難聴そのものへの結果を保証する施術は行っていません。医療機関での対応を前提に、現在の不調と全身の状態を確認します。
聞こえ方と医療機関での経過
聞こえ方が変化した時期、左右差、耳鳴りやめまいの有無、検査結果、薬の使用状況を伺います。聴力検査の結果やお薬手帳をお持ちの場合は、経過の確認に活用します。
耳以外の体調と生活への影響
首肩やあご周辺の緊張、疲労、睡眠、食欲、仕事や家事への影響、不安の強さなども伺います。薬の使用中に体調面で気になることがある場合は、医療機関へ伝えるべき内容を確認することも大切です。
一掌堂の鍼灸施術の考え方
症状名だけで施術内容を決めず、その日の体調、医療機関での確認状況、姿勢の取りやすさ、刺激への不安などを踏まえて、無理のない方法を検討します。
耳まわりだけに限定せず、首、肩、頭部、背中などを含めて身体の状態を確認します。鍼灸施術は医学的な検査や薬による対応に代わるものではありません。施術後の感じ方には個人差があります。
ご相談時にお持ちいただきたいもの
- 聴力検査の結果
- お薬手帳など、現在の薬が分かるもの
- 薬の量と聞こえ方の変化をまとめたメモ
- 医療機関から受け取った検査結果
資料が手元にない場合でもご相談ください。分かる範囲で経過をお聞かせください。
よくあるご質問
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ご相談ください。薬の内容と医療機関で受けた説明をお知らせください。薬の量の変更や中止は、必ず担当の医師・薬剤師へご確認ください。
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新たな聴力変化がある場合は、耳鼻咽喉科へ早めに相談するとともに、一掌堂にもご相談ください。医療機関での確認・対応と並行して、続く不調や全身の体調について伺います。
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経過の長さだけで一律に判断せず、現在の検査状況、体調、生活への影響を伺います。鍼灸施術で聴力の変化をお約束することはできません。
医療機関での対応を続けながら相談したい方へ
薬を自己判断で調整せず、医療機関での確認を続けることが大切です。そのうえで、疲労、睡眠、首肩の緊張などを含む体調について、施術の進め方を一緒に検討します。
参考情報
疾患や安全性に関する一般的な情報は、次の公的機関・学会等の資料もご参照ください。