急性音響性外傷は、爆発音、ライブ会場のスピーカー、花火などの強い音をきっかけに、急に耳鳴りや聞こえにくさが生じる状態です。
一方、騒音性難聴は、職場の機械音や大音量の音楽などに長期間さらされることで、聴力が少しずつ変化するものです。
どちらも内耳の有毛細胞への負担が関係しますが、症状の始まり方や経過は異なります。耳のつまり感だけに見えても聴力が変化している場合があるため、自己判断せず耳鼻咽喉科で確認することが大切です。
医療機関での検査・治療が必要な場合は、そちらを早めに進めてください。
一方、一掌堂鍼灸院へのご相談は、医療機関での受診や治療が終わるまで待つ必要はありません。受診前・受診当日・治療中でも一掌堂鍼灸院へご相談ください。現在の症状と医療機関での確認状況を伺い、必要な医療を妨げない形で施術の時期や進め方を一緒に考えます。
大きな音の後の変化は、耳鼻咽喉科で確認を
次のような場合は、耳鼻咽喉科への相談・受診を遅らせず、一掌堂にもできるだけ早めにご相談ください。医療機関での確認が終わるまで、一掌堂への相談を待つ必要はありません。
- ライブや爆発音の後から耳鳴りが続いている
- 大きな音を聞いた後、片耳または両耳が聞こえにくい
- 耳がつまる、音がこもる、音が響く感じがある
- 電話や会話の聞き取り方が急に変わった
- 耳の痛み、出血、強いめまいを伴う
大きな音を聞いた直後は、さらに大音量の環境へ行くことや、イヤホンの音量を上げて聞こえを確かめることは避け、静かな環境で耳を休ませてください。
急性音響性外傷と騒音性難聴の違い
急性音響性外傷
一度または短時間の強い音をきっかけに、耳鳴り、聞こえにくさ、耳のつまり感などが急に現れます。症状に気づいた時点で耳鼻咽喉科へ相談し、聴力を確認することが大切です。
騒音性難聴
職場や日常生活で騒音に長期間さらされることにより、聴力が徐々に変化します。初期には自覚しにくいこともあります。職場の健康管理、定期的な聴力検査、適切な聴覚保護具の使用が重要です。
医療機関で確認されること
耳鼻咽喉科では、耳の中の状態、音を聞いた状況、症状が始まった時期、聴力を確認します。純音聴力検査では、周波数ごとの聞こえ方を調べます。必要に応じて、鼓膜や中耳の損傷、突発性難聴など別の疾患との区別が行われます。
急性の音響性外傷では、検査結果と全身状態に応じてステロイド薬などが検討される場合があります。騒音性難聴では、これ以上の騒音ばく露を減らすこと、聴覚保護具の使用、職場での環境調整などが大切です。薬や仕事上の対応は、医師や産業保健の担当者へご相談ください。
耳を守るために日常で意識したいこと
- イヤホンやヘッドホンの音量を上げすぎない
- 長時間連続して聞かず、静かな時間を設ける
- 騒音のある職場では、指定された耳栓やイヤーマフを適切に使う
- 大音量の会場では、スピーカーから距離をとる
- 耳鳴りや聞こえの変化が出たら、音量を上げて確認しない
耳栓やイヤーマフは、使用環境に合ったものを選ぶ必要があります。職場では自己判断だけでなく、安全衛生担当者の案内に従ってください。
医療機関での確認と並行して、一掌堂で伺うこと
一掌堂鍼灸院では、損傷した聴力が鍼灸施術で元に戻るといった結果をお約束することはできません。医療機関での確認状況も踏まえながら、耳鳴り、耳の違和感、首肩の緊張、疲労、睡眠、不安などを伺います。
施術では、その日の体調、音への過敏さ、めまいの有無、無理なく取れる姿勢を確認します。耳まわりだけに限定せず、首、肩、頭部、背中などを含めて身体の状態を確認し、刺激量を調整します。
鍼灸施術は医学的な検査や医療機関での対応に代わるものではありません。施術後の感じ方には個人差があります。
よくあるご質問
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耳鳴りや聞こえの変化が続く場合は、程度を自己判断せず耳鼻咽喉科へご相談ください。急な変化では、聴力検査で状態を確認することが大切です。
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使用そのものだけで決まるわけではありませんが、音量と使用時間が大きいほど耳への負担は増えます。周囲の音をかき消すために音量を上げる使い方を避け、適度に耳を休ませてください。
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ご相談ください。聴力検査の結果、音を聞いた状況、使用している薬などをお知らせください。体調管理の一環として、現在の不調と全身の状態を伺います。
検査後も続く耳鳴りや体調の負担をご相談ください
現在の経過と医療機関での確認状況を伺い、無理のない施術の進め方を検討します。ご予約前に確認したいことがある場合は、お問い合わせください。
参考情報
疾患や安全性に関する一般的な情報は、次の公的機関・学会等の資料もご参照ください。