「耳鳴りヘッドケア」は、頭へやさしく触れ、休息のきっかけをつくるセルフケアです。耳鳴りや頭痛がなくなることを保証するものではありません。頭を強く押す、息を止める、痛い場所を繰り返し刺激することは避けます。
セルフケアは、日々の体調管理を支えるためのものです。急な聞こえの変化や強いめまいなどがある場合は、セルフケアだけで様子を見ず医療機関へ早めに相談してください。その受診と並行して、一掌堂鍼灸院にもご相談ください。急な症状でなくても、やり方に迷う、続けてもよいか不安、耳の不調と全身の状態を一緒に見てほしいという場合は、遠慮なくご相談ください。
耳鳴りヘッドケアの方法
セルフケアを行わず医療機関へ相談しましょう
- 突然の激しい頭痛
- 急な聞こえの低下
- 強いめまい
- 顔や手足のしびれ
- ろれつの回りにくさ
- 発熱
- 頭部外傷後の症状がある場合
- 頭部の手術後
- 医療機関から頭への刺激を止められている方
上記の場合は、セルフケアは行いません。救急要請を含め速やかに相談してください。
また、妊娠中や持病がある方で不安な場合は、担当医へ確認しましょう。
始める前に
- 背もたれのある椅子に座ります
- 眼鏡や髪留めを外します
- 手を洗い、爪を立てないよう指の腹を使います
- めまいがないことを確認し、自然な呼吸を続けます。
やさしい手順

- 両手のひらを側頭部へそっと当てる
- 頭頂部から耳の方向へ、髪をなでるように3回動かす
- 後頭部へ手のひらを当て、押さずに10秒ほど支える
- 肩を一度すくめて下ろし、自然な呼吸を3回行う
合計1分ほどで終えます。
行わない動作
以下の行動は避けるようにしてください。
- 頭頂部やこめかみを指先で強く押す
- 拍動を感じる場所を圧迫する
- 長く息を止める
- 器具でたたくこと
- 「効く場所」を探して痛みが出るまで刺激する
すぐ中止するサイン
頭痛の増加、吐き気、めまい、しびれ、目のかすみ、耳鳴りや聞こえの急な変化があれば中止します。
休んでも残る場合は医療機関へご相談ください。
頻度
一日1回以下、短時間から試します。何度も行うほどよいものではありません。症状を確認するために繰り返すことが負担になる場合は休みます。
耳鳴りが気になる夜
完全な無音で耳鳴りへ注意が集まる場合は、小さな環境音を利用する方法があります。大音量で覆い隠さず、眠りを妨げない大きさにします。急な耳鳴りや聴力変化は翌朝まで待たず相談してください。
期待できる範囲と限界
やさしい接触で休憩を意識するきっかけになる場合がありますが、聴力、耳鳴り、頭痛への結果は保証できません。医療機関での確認や補聴器・音を用いる支援を置き換えません。
ご来院時に共有したいこと
セルフケアを行った日時、強さ、その後に不快感があったかを簡潔にお知らせください。結果を示すために何度も試す必要はありません。医療機関から注意を受けている動作や持病、服薬がある場合も、施術前に確認します。
よくあるご質問
-
ありません。頭皮をなでる程度にします。
-
短時間でも一日1回以下を目安にし、不快感があれば中止します。
-
行いません。突然の激しい頭痛は救急相談を検討してください。
ご相談を検討されている方へ
耳鳴りが急に始まった、聞こえが変わった場合は、耳鼻咽喉科へ早めに相談するとともに、一掌堂鍼灸院にもご相談ください。耳鳴りに伴う緊張なども含め、経過を伺います。
参考情報
疾患や安全性に関する一般的な情報は、次の公的機関・学会等の資料もご参照ください。