消化系の弱まりは肌のたるみにつながる
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中医学では、脾で作られるエネルギーには、「内臓や筋肉を重力に逆らって上に引き上げ、正しい位置に収める」という働きがあると考えられています。
胃もたれや下痢、軟便が続いたり、吹出物が多くなったり、なんだか食欲が湧かない・・・という状態は「脾」が弱っているサインです。
そういった症状のある人は、中医学の視点で見ると重力に逆らう力が弱まっていると考えられるため、肌がたるむリスクが高まると言えるでしょう。
脾は、油っこいもの、味の濃いもの、体温より冷たいもの、生もの、砂糖たっぷりの甘いもの、過剰な水分などで弱るので、それらの摂取が多い人はご注意下さい。
セルフケアをする場合、下腿にある「三陰交」「陰陵泉」などにお灸をすると、脾の状態が整うのでおすすめです。
まだまだ暑くてアイスクリームが美味しい季節ですが、食べ過ぎるとお腹にもお肌にも影響が出るかもしれないので気をつけましょう!