• 2021.07.18

    「さする」効果

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    怪我をした時「いたいのいたいの飛んでいけー」と言いながら痛いところをさする。
    小さな頃にして貰ったり、もしくは小さな子どもにしてあげた事はありませんか？

    実際に痛いところをさすると、痛覚より触覚の方が早く脳に伝わるので痛覚が伝わりにくくなり、痛みの症状が緩和されます。（ゲートコントロール説）
    また、さする事でオキシトシンというホルモンの分泌が促され、痛みやストレスを和らげる作用があるといわれています。
    更に近年、さする等の刺激で神経細胞の突起が伸び、再生するという分子レベルでの研究も発表されています。（2010年・群馬大学）

    当院でも、症状に合わせて「さする」方法をご提案しております。
    刺激は少なくとも、少しずつ続けることで多くの効果が期待出来る方法と考えられます。
    ご自宅でのセルフケアとしても、どうか安心してお試し下さい！