• 2021.08.01

    熱中症予防にＡＶＡ

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    暑さも本格的となり熱中症対策が必要な頃となりました。

    熱中症になった時の対策として、体の大血管が通る首、わきの下、鼠径部を、氷や凍らせた飲み物や冷却グッズなどで冷やす方法がありますが、熱中症予防では『AVA』を冷やすことが効果的であることをご存知でしょうか？

    AVAとは手の平、足裏、頬に多く存在する動脈と静脈をつなぐ血管で、普段は閉じていて、暑くなると開通して放熱することで体温を下げる特別な血管です。

    おすすめのAVAを冷やす方法は、温度15℃くらいの冷たすぎないペットボトルを手の平で握ることです。
    冷たすぎるものであるとAVAが収縮してしまい体温を下げる効果がないため、冷蔵庫で冷やしたペットボトルを常温で10分置いた後に握る、またはペットボトルをハンカチで巻いてから握ります。

    外出やウォーキング時に上記の方法でペットボトルを握って出かけると、体温上昇を抑えられるので、こまめな水分補給や帽子・日傘の使用という基本の熱中症予防と併せて取り入れてください。
    また、これらの方法はあくまでも熱中症予防の対策なので、熱中症になったときには大血管を冷やしてください。

    オリンピックも始まり、身も心もアツくなりそうですが、無事に暑さを乗り切ってお過ごしください。