• 2021.10.16

    口元の見える透明マスク

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    一掌堂治療院では、主に両耳の難聴の方や重度難聴の患者さんとの問診等の際に院長が着用できるよう、5月より透明マスクを取り入れております

    先月、朝日新聞の記事で早稲田大学の学生が企画された『透明マスク活用大作戦』というクラウドファンディングの存在を知り、困難に負けずに頑張っていただきたいと当院も支援させていただきました。
    目標金額を達成されたとのことで、透明マスク(栄商会の「ルカミィ」という商品だそうです)の配布で安心して勉学に励める環境が広がりますよう、応援しています。

    また、ここのところ全国的に大きな地震が続いていますが、気象庁の記者会見の際にも透明マスクを着用している姿をテレビで見かけました。(こちらでも確認できます→NHK WEB産経ニュース
    調べてみると、聴覚障害のある方からの「口元が見たい」という要望に応え着用されていたそうです。(ユニ・チャームの「顔がみえマスク」を着用されているように見えました)
    聴覚障害のある方は言葉を理解するために口の動きも確認します。
    マスクをしてしまうと口元が隠れ、普段の生活は勿論、災害時など緊急の際に必要な情報がすぐに入らないという不安を抱えている方が多いはずです。
    早くマスクが外せる状況になることが一番ですが、感染状況が落ち着くまでは、こうした商品を使う場所が増え、聴覚障害のある方も安心して生活できる世の中になりますよう、願っています。