旬の食材 「金柑」
- ブログ
気温が下がり、空気も乾燥してくると風邪をひきやすくなるこの時期からお店で見かけるものの一つに金柑があります。
金柑といえば、パッと思い付くのはのど飴で、実物を見るよりのど飴として見る機会が多いかもしれません。
金柑は小さい柑橘のような見た目ですが、生で食べることは少なく、甘露煮やジャムに加工して食べることが多いと思います。
私の家では子供の頃から、母が毎年この時期になると常備できるように甘露煮を作って風邪予防、のどの痛み、咳を鎮めるために口にしていました。
金柑には風邪予防に役立ち免疫力を高めるビタミンCを多く含む他に、生活習慣病予防になるビタミンE、カルシウムも多く含まれますが、金柑の皮にはヘスペリジンというポリフェノールの一種も含まれています。
ヘスペリジンは、
*毛細血管強化作用
*血流改善作用
*血中中性脂肪の低下作用
*血中コレステロール値の改善作用
*抗アレルギー作用
などの効能があります。
柑橘類の皮に多く含まれるのですが、金柑は皮ごと食べるので栄養を摂取しやすくおすすめです。
私は今年は甘露煮を作ってみたいと思っています。
最近では、コンポートやドリンク、生でサラダに使ったりすることもあるようですので、よろしかったら風邪の季節の体調管理にお役立てください。