お腹で考える
- ブログ
無意識に行っている呼吸は胸式呼吸が多く、口と肺の間で行われています。
交感神経が優位になることが多い場合、全身に力が入って筋肉の動きが悪くなり肋骨が広がらず浅い呼吸になりがちです。
よく耳にする腹式呼吸とは、お腹の中まで吸い込むイメージで呼吸をすると横隔膜が動き、体幹の筋肉、内臓を刺激できるとも言われています。
人のおへその少し下、体幹の中心部に「丹田」という場所があります。
内臓のように目に見える物体ではないのですが、人体の中心と言われる所です。
浅い呼吸をしながら物事を考えるとエネルギーが身体の上部に集まるため、頭や心で考え、感情的になってしまうという話を聞いたことがあります。
考え事をする時ほど、丹田まで大きく息を吸い、エネルギーを下腹部まで下ろして考えることで、冷静で地に足のついた考えができるそうです。
私はまだまだ実践にはほど遠いですが、感情的になりそうな時は思い出して丹田まで息を吸い込み、考える訓練をしています。
みなさんも騙されたつもりでやってみてください。
イライラする気持ちも数秒で消えてしまうことも少なくないですよ。