疲労とストレス
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ところが、実はストレスがある事で、疲労を和らげているそうなのです。
疲労は「炎症性サイトカイン」という、炎症反応を促進させて、細菌やウイルスを撃退するタンパク質の働きで起こります。
ストレス源(ストレッサー)に脳が反応すると、副腎と呼ばれる場所から「コルチゾール」と「アドレナリン」というホルモン物質が分泌します。
これがストレス応答と呼ばれる身体の働きです。
所謂『ストレス』はこういった働きの事を示しています。
「コルチゾール」は炎症性サイトカインの働きを抑制し、疲労感を減らします。
「アドレナリン」は身体を活性化します。
ストレス(ストレス応答)がある事で疲労感を減らし、心身を活性化させる事で、スポーツ、仕事、家事、育児、介護など日々の活動が出来ているのですね。
疲労は、頑張り過ぎて心身に負荷がかかり過ぎない為の抑止とも言えます。
ストレス応答と疲労の両方が逆の働きをし、バランスを保つ事で、健康的ではつらつとした毎日が送れるようです。
ストレス源が強くある内は、活力に満ちてずっと動いていられますが、ストレス源がひと段落するとバランスが崩れ、一気に疲労感がきて体調を崩してしまう。
こんなご経験がある方は多いのではないでしょうか。
こうなる前に、疲労を減らしておきたいですね。
鍼灸には血流を促進し、身体全体のバランスを整える効果があるといわれています。
第三者の視点から疲労の状況を見ることで、早めの対処が出来、ご自身の現状把握にも役立つと考えられます。
より快適なライフスタイルの一助として、一掌堂治療院をぜひお役立て下さい。