エコノミー症候群
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この日を迎えるにあたってご自宅の防災グッズを確認された方も多いのではないでしょうか。
9月は台風シーズンでもあり、昨今、集中豪雨などの災害で避難所で過ごされたご家庭もあると思います。
そのような状況でお気をつけいただきたい事の一つに「エコノミー症候群」があります。
エコノミー症候群は、偏った食生活や水分補給の状態で長時間足を動かさずに狭い空間に居た場合に、血行不良から血の固まり(血栓)ができ、それが肺に詰まって肺塞栓などが誘発されるものです。
そこで、公益社団法人全日本鍼灸マッサージ協会では予防として、
①水分をしっかり摂りましょう
⇒目安として1時間ごとに体重1kgあたり20〜25ml(気温、湿度、運動量、食事量で微調整が必要)
②軽い運動をしましょう
⇒1時間に1回を目安に体を動かします
③弾性ストッキングをはきましょう
⇒医者や看護師の指示がある人、水を飲むのを控えてる人や車中泊の人
上記内容を推奨しています。
軽い運動では、深呼吸をして肩や首・脚や鼠径部を伸ばしたり、その場での足踏みなど、畳一畳あればできるストレッチを行うこともオススメしています。
勿論このような状況にならないことが一番ですが、万が一の時には二次被害を防ぐ方法として心に留めていただければと思います。