生姜の効能
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身体を温めてくれる食材を考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが生姜!という方も多いと思います。
そこで、今日は先日の温活のブログでも少しお話した生姜の効能の話を書こうと思います。
生姜は、生と加熱後では効用が変わってきます。
生の生姜に多く含まれる「ジンゲロール」は、血行不良による肩コリ、頭痛の改善の他、免疫力を高める作用や、殺菌効果もある成分です。
お寿司のガリや薬味として使う生姜は、臭み消しだけでなく、このジンゲロールの殺菌効果に期待した食中毒の予防効果の意味でも使われます。
更に、このジンゲロールは、加熱することで「ショウガオール」という成分に変化します。
ショウガオールは身体を芯から温めて、新陳代謝を高めてくれます。
血行を促すことによる鎮痛作用も注目されているため、冷えからくる関節などの痛みなどにも効果があるそうです。
ご存知の方も多いと思いますが、生姜は漢方薬にもなっていて、風邪の初期症状が出た時に飲む葛根湯にも入っています。
生姜は、漢方で用いられる場合、「生姜(ショウキョウ)」と呼びます。
生姜の根茎を乾燥させたものがショウキョウです。
漢方は数か月で効果が表れる場合もありますが、体質改善をするには一般的に半年~1年くらいを目安として飲み続けるのが理想とされています。
同様に、冷え体質を改善するためにまずは半年を目標に、飲み物や料理に生姜を取り入れてみてはいかがでしょうか?