• 2020.07.03

    夏野菜を食べよう!

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    気温の上昇とともに冷たいものの摂取が続くと、胃腸が冷え、食欲が落ち、体のだるさや疲労を起こしやすくなります。
    また、汗と一緒にミネラルが失われると熱中症や夏バテの原因にもなります。
    そこで、暑い夏を乗り切る対策としてオススメなのが夏野菜です。

    野菜は旬の時期に一番栄養価が高くなり、夏野菜に含まれる水分やカリウムは汗で不足しがちな水分を補給してくれます。
    夏野菜の効果は、夏バテ予防、熱中症予防、利尿作用、紫外線対策、胃腸を守る、などがあります。

    代表的な夏野菜は、

    ・きゅうり
    成分の95%が水分で、汗をかいて不足しがちな水分を補給します。
    また、ナトリウムを排出させる作用のあるカリウムを多く含むため、むくみや高血圧対策にも期待が持てます。

    ・トマト
    ビタミンC、ビタミンE、βカロテンの3大抗酸化ビタミンを含み、動脈硬化や老化防止にも効果が期待されます。

    ・かぼちゃ
    βカロテンが多く含まれています。
    βカロテンは体内でビタミンAに変換され、免疫力を高め他の栄養素の働きを補助する作業になります。
    さらに、ビタミンC、B1 、B2、Eなど抗酸化作用の高いビタミン群が豊富に含まれており、夏バテやアンチエイジングに期待が持てます。

    ・ナス
    体を冷やす作用があると言われています。
    胃液の分泌を促すコリンという水溶性ビタミン用物質を含んでおり、食欲不振の解消に役立ちます。

    ・ピーマン
    ビタミンCの含有量はトマトの4倍と言われています。
    ビタミンCはメラニン色素の沈着を防ぎ、コラーゲンの合成を助けるため、紫外線のダメージを受けた肌をいたわります。
    また、ビタミンAは夏風邪予防にも効果を発揮すると言われています。

    ・とうもろこし
    ビタミンE、B1、B2カリウム、亜鉛、鉄などミネラルをバランスよく含んでいるため、夏バテ対策への期待が高い夏野菜です。
    また食物繊維が豊富なので腸内環境を整える効果も優れています。

    その他にも枝豆、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤなどがあります。
    冷えには気を付けたいものですが、今年の夏は災害級の暑さになると言われていますので、夏野菜を適度に摂り入れて、これからくる夏本番を乗り切りましょう!