• 2020.08.28

    熱中症にご注意ください

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    熱中症は、過剰な発汗によって体の水分が失われ体温の調整機能が利かなくなって生じるもので、めまいやふらつき、体温の上昇、頭痛、嘔吐などの症状が見られます。

    夏の屋外で起こりやすい熱中症ですが、外気温が高くなれば室内の温度も上昇するので室内で熱中症を起こす可能性があります。
    特に高齢者は暑さを感じにくくなるため、室内でも熱中症になる可能性があります。

    熱中症を起こしやすいのは高温多湿な環境で、室内では洗面所や直射日光のあたる場所、お風呂上がりや寝ている時も危険性があります。
    そのため室温が28℃を超えないようにエアコンなどで調整することや、水分をこまめに摂ることが大切です。
    水分は1度にたくさん摂取してもうまく吸収することができないので、少量の水分をこまめに摂るようにしましょう。
    喉が渇いたと感じた時点では体はすでに脱水症状を起こし始めているので、渇きを感じなくても意識的に水分を摂り、汗をかくことで失われる体の塩分(ナトリウム)も水分と一緒に摂ることも必要です。

    当院でおすすめしている水飲み療法がはかどる季節ですので、耳の症状改善のため、そして熱中症予防のためにも意識して水分を摂っていただければと思います。
    今年は残暑も厳しいとの事で、無理をせず過ごしていきましょう。