緑豆茶
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以前ブログでご紹介したトウモロコシのひげ茶のお話がご好評頂きましたので、今回もこれからの季節におすすめの食養生のお話をさせて頂こうと思います。
日本を含めアジアの夏は暑いだけでなく湿度も高いため、暑いからといって水分をたくさん摂ると湿度の影響でうまく水分を排泄できずむくみが起きやすくなります。
そのため昔から香辛料で汗をたくさん出すようにしたり、利尿作用のあるものや体の熱を取る食べ物やお茶などで特有の蒸し暑い夏を乗り越えてきました。
今回ご紹介するのは「緑豆」です。
日本ではもやしや春雨の原料として知られていますが、中国では古くから薬膳、漢方の生薬として使われてきました。
緑豆は利尿作用と解熱作用の両方を持った夏の養生にはもってこいの食材です。
それだけでなく、解毒、血糖値の上昇抑制、美容効果、精神の安定など様々な効能を持っています。
台湾では砂糖と水で煮だして緑豆湯として夏に飲むんだそうです。
砂糖を入れずに水だけで煮だしてもOKです。
煮だして残った緑豆にも栄養分がたっぷりですので、スープの具にしたり、スパイスを効かせたカレーの具に使ってたりと余すところなく緑豆の栄養分を取ってあげたいですね。
この夏もおうち時間が多くなりそうですので、ゆっくり料理などして食養生するのも楽しい時間になるかもしれません。
以前、お豆をコトコト煮てそれを眺めて過ごすのがいい時間だったと言っているスタッフがいました。私も見習ってやってみようかしら…(笑)