ヒートショック
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好発時期は11月〜3月までの冬場なので、これからの時期は注意が必要です。
日本人は廊下やトイレ、脱衣室などエアコンのない場所で6〜7割の人が寒さを感じているにもかかわらず暖房器具を設置しないのは、寒さは体を強くするという価値観や、我慢は美徳と考えたり、省エネ意識が高いことが影響しているという考えもあります。
アメリカでは温水を作っておいて機械内ラジエーターを介し温風をダクトで送るのが主流で、セントラルヒーティングといって家全体を暖房するそうです。
また、ヨーロッパでも給湯器から家中の床暖房やラジエーターに一斉にお湯を流して暖房しているため、欧米では日本のような寒暖差は生じにくいみたいです。
ちなみに日本人と外国人では体感温度も違うようです。
体温の違い、汗腺の数、ベルクマンの法則、元々の身体のつくりなどの理由から、日本人の方が寒がりなのも納得です。
ヒートショックを予防するには、血圧が乱高下しないようにすることが大切です。
予め脱衣所や浴槽を暖めたり、お風呂の温度を少し低めに設定したり、お風呂から出る時はゆっくり立ち上がるなど、この時期は注意が必要ですね。
入浴前の飲酒もヒートショックを引き起こす原因となりますので、クリスマスやお正月など、ご用心ください。