• 2022.09.30

    湿邪

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    雨や台風などで気圧が変動したり湿度が高いと、身体にさまざまな不調が起こりやすくなります。ここのところお天気が悪く、体調が優れない方がたくさんいらっしゃったのではないかと思います。

    その原因として『湿邪』が関係していると考えられます。

    こんな症状はないですか?

    •身体や頭が重だるい。
    •軟便や下痢傾向である。
    •関節が痛い、こわばりがあり動かしにくい。
    •雨の日に体調が悪くなる。
    •胃腸の調子が悪く気持ち悪さがある。
    •むくみがある。
    •食べてもなんだか物足りない。
    •腹痛がある。

    なんで調子が悪いのだろう?と思っていた方、それ、『湿邪』のせいかもしれません。
    雨がよく降る6月、梅雨の時に出やすいのですが、秋にも出やすい症状です。

    また、夏の疲れが出ていることも考えられます。
    ずっと冷房がついている室内にいたり、気温の高い外との急な寒暖差、冷たいものの摂りすぎや飲酒による自律神経の乱れ。
    そして秋雨前線や台風などによる低気圧の影響などが、湿邪となって現れます。
    このような様々な変化に身体がついていけずに、夏バテならぬ「秋バテ」になってしまうのです。

    そんな時にお灸がオススメです。
    足の「三陰交」、「陰陵泉」、「足三里」の3つのツボにお灸を1日2壮ずつしてみて下さい。
    身体の水分代謝のバランスが良くなり、胃腸の不調やむくみ、ダルさなどの湿邪による症状がだんだんと良くなっていくことが感じられるのではないかと思います。
    ぜひ試してみて下さい。