いっしょう健康倶楽部
- いっしょう健康倶楽部
患者さんの健康増進、クオリティ・オブ・ライフの向上を願って創設したのが「いっしょう健康倶楽部」です。
毎年、健康に関するテーマを決めて会員の皆さまの健康管理、健康増進に役立つ情報を提供しています。会員は「一掌堂治療院」においでになる患者の皆さんです。
入会自由、会費無料。年1回会報を発行してお届けしています。
●会報バックナンバー● | |||
H23年 | 突発性難聴 1年間の 治療実績 |
第17号 | 突発性難聴のハリ治療を 本格的に展開しはじめてからは、 毎年の治療実績や新しい成果など お知らせしています。 |
H22年 | 第16号 | ||
H21年 | 第15号 | ||
H20年 | 第14号 | ||
H19年 | 第13号 | ||
H18年 | 第12号 | ||
H17年 | 第11号 | ||
H16年 | 第10号 | ||
H15年 | 突発性難聴 | 第9号 | 「突発性難聴の研究」 ・聞こえのメカニズム ・「突発性難聴」とは ・一掌堂の「突発性難聴治療」 ・突然聞こえなくなったら |
H14年 | 頭痛 | 第8号 | 「頭痛の研究」 ・あなたの頭痛はどのタイプ? ・慢性頭痛の鑑別法とメカニズム ・肉体的疲労、精神的疲労の起こり方 ・対処法と薬 |
H13年 | 腹づくり | 第7号 | 「美容・健康・長寿の秘訣としての腹づくり」 ・腸を強くする「腹づくり」 ・あなたの腸年齢を診断 ・善玉菌と悪玉菌 |
H12年 | 便秘 | 第6号 | 「便秘の研究」 ・あなたの便秘はどのタイプ? ・排便のメカニズム ・「便秘・悪玉菌」解消法 |
H11年 | 不眠症 | 第5号 | 「不眠の研究」 ・眠れなかった古代人 ・睡眠のメカニズム、種類とパターン ・睡眠の効用 ・良い睡眠を得るには ・それでも眠れないときは |
H9年 | 腰痛 | 第4号 | 「腰痛の研究」 ・二本足と腰痛 ・腰痛の原因と対策 ・良い姿勢と運動 ・急性腰痛の治し方 |
H8年 | 肩こり | 第3号 | 「肩こりの研究」 ・肩こりとは? ・肩こりの問題性 ・肩こりの原因と対策 ・肩こり治療 |
H7年 | かぜ | 第2号 | 「かぜに勝つ」 ・たわしマッサージで 「かぜ」を寄せ付けない身体を作る ・「かぜ」を撃退するお灸療法 |
H7年 | かぜ | 第1号 | 「かぜの研究」 ・かぜとはなんだろう? ・家庭ですぐ出来る 「かぜ」撃退法 |
※バックナンバーをご希望の方はご連絡ください |
いっしょう健康倶楽部 ボランティア便り
一掌堂治療院は、東日本大震災の被災者の皆様を支えたいと考え、被災地でのボランティア活動を行っています。5回目の訪問で石巻にうかがった際、一掌堂の患者さんとお会いすることができました。震災後のご様子がわからずに心配していた患者さんたちのお一人でした。ご自身はストレスのためか以前は問題のなかった耳に違和感があって突発性難聴の前駆症状と診断しました。患者さんのお母様はタクシーごと津波に流されて奇跡の生還をはたしたそうで、心身ともにお疲れのご様子でした。久しぶりの再会を喜び合い、心を込めて施術させていただきました。被災地に行くと、今回の大震災の恐ろしさ、命の尊さ、前向きに前進しようとする人間の力強さを感じます。復興には長い時間がかかるでしょうが、一掌堂治療院は「患者さんの健康増進とクオリティ・オブ・ライフの向上を願って」息の長いボランティア活動を行っていきたいと思っています。
2012年11月3日
一掌堂では11月3日、4日の2日間、岩手県宮古市田老町の仮設住宅にて10回目のボランティア活動を行いました。9月に続いての訪問を楽しみにしてくださっていた方もあり、変励みになりました。ハリが初めて、という方も治療が終わると「楽になったわ」と笑顔を見せてくださいました。いろいろなお話を伺いながら施術をさせていただきました。一人約4畳という狭い仮設住宅では動く場所もなく、物を広げるのも一苦労、やはり以前の自宅のようにはいかないようです。それでも「皆バラバラに移ってしまうと、田老が無くなってしまうからね」と言っていたお母さんの言葉に、田老町の復興を願う思いを感じました。
東北はこれから寒さの厳しい季節です。簡単な作りの仮設では環境的にも大変なことが多いと思いますが、体調を崩されませんよう、皆様の健康をお祈りしております。
2012年9月4日
一掌堂では9回目のボランティア活動に伺いました。9月1(土)、前回と同様、岩手県宮古市田老町「グリーンピア三陸」内、450世帯の仮設住宅集会 所での活動でした。東北岩手県だから涼しいと思っておりましたが、関東同様に蒸し暑く、プレハブ造りの仮設住 宅を日差しが襲い、過疎化の進む地域で、被災者の方々も体力を消耗されている様子でした。 治療を進めながら、「腰が痛い」とだけ言っていた方が、「耳が聞え難くて何とかなる?」 「箸を握るときに力を入れたい」など積極的に自分の健康、日常生活に関する不調を教えてく れるようになりました。 「声が聞こえ易くなった」「目が開いた」「目が軽くなった」「肩が軽くなった」「歩きやす い」「腰が楽になった」「手に力が入るようになった」「箸が握りやすくなった」 様々な声を頂き、私達も活動の力をいただきました。 仮設住宅の生活の期限は2年から3年に延長されたようです。
私達のできることはわずかです。「少しでも力になりたい!」その様に思い、微力ですが今後も 活動を続けたいと思います。
2012年7月9日
一掌堂は、6/30~7/2日に、8回目の被災地ボランティアを行いました。今回の訪問先は岩手県宮古市田老町。昨年のGWと6月に続いて3度目の訪問になります。3日間を通じてお会いした方々は60~80代が中心で、腰痛、膝痛、箸が持てない、マヒがあって動きづらい、憂鬱、突然動けなくなった、など、さまざまな訴えがありました。「現実を受け止められるようになったのはごく最近のことです」というお声に被災者の心の痛みを強く感じ、それでも「この震災があって皆さんと会えて、鍼灸マッサージもはじめて受けて、いろいろ新しいことを経験しました。第2の人生だと思って前に進みます」と言ってくださる方がいて、涙がこみ上げてしまいました。現地の鍼灸院の復興も始まっているようですので、足りないところをお手伝いさせていただく形で、ご縁を深めていければ、と思っています。2011年9月20日
今回は7回目ボランティアを宮城県石巻市の文化施設「遊楽館」にて行いました.この避難所はバスケットボールのコート2面分の広さがある体育館に130名程 の認知症や寝たきり高齢者など要介護者が搬送され、一時的に臨時の特別養護 施設となっておりました.
私達は避難所を支える医師・看護師・ヘルパー・ケアーマネージャー・ソーシ ャルワーカの方々へ少しでも安らぎの時間を過ごしてもらえるようにマッサ ージ・鍼灸治療行う活動でした.
施術をした人たちにお話をお聞きすると、「認知症の人は夜間に外へ出て行こ うとしたり、床で排泄しようとしたりするため、仮眠も取れなかった.」「認 知症の悪化や筋力低下「物資不足による感染症対策の大変さ」など、厳しい現 場のお話をお聞きしました.
半年を過ぎ、9月末で避難所は解散するようです.多くのものを失う未曾有の 震災でしたが少しづつ自治体が再起し始めています.ボランティアで伺った地 域の鍼灸師の業務も少しづつ動き始めています.その方々の職域を侵さないよ うに、今後も必要があればボランティア活動を継続したいと思います. 患者さんの健康増進、クオリティ・オブ・ライフの向上を願って.
患者さんバックアップシステム
健康を回復し、維持するには、的確な治療だけでなく、毎日の生活におけるさまざまな工夫が必要になります。一掌堂治療院では、患者さんお一人おひとりのライフサイクルにあった生活の工夫を啓蒙・指導しています。