熱中症予防にAVA
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熱中症になってしまった時の対策として、身体の大血管が通る、首、脇の下、鼠径部を、氷や凍らせた飲み物、冷却グッズなどで冷やす方法がありますが、熱中症「予防」では「AVA」を冷やすことが効果的であることをご存知でしょうか?
AVAとは手のひら、足裏、頬に多く存在する動脈と静脈をつなぐ血管で、普段は閉じていますが、暑くなると開通して放熱することで体温を下げる特別な血管です。
おすすめのAVAを冷やす方法は、温度15℃くらいの冷たすぎないペットボトルを手のひらで握ることです。
冷たすぎるものだとAVAが収縮してしまい体温を下げる効果がないため、冷蔵庫で冷やしたペットボトルを常温で10分置いた後に握る、またはペットボトルをハンカチで巻いてから握ります。
外出やウォーキング時に上記の方法でペットボトルを握って出かけると、体温上昇を抑えられるので、こまめな水分補給や帽子・日傘の使用という基本の熱中症予防と併せて取り入れてください。
また、これらの方法はあくまでも熱中症予防の対策なので、熱中症になったときには大血管を冷やしてください。
これからますます暑さが厳しくなりますが、熱中症対策をしっかりして、この夏も無事に乗り切りましょう。
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