秋の養生
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漢方の古典『黄帝内経』では秋は全ての物の形(容)が定(平)まるということから、秋の3ヶ月を『容平』と言って、秋の養生について次のように述べています。
「鶏のように早寝早起きをし、心安らかに精神を落ち着かせ、やたらと動き回って肺を冷やさないようにする」
夏は皮膚の毛穴が開き、発汗や皮膚呼吸で老廃物や水分の代謝が活発なので呼吸器が弱い人も快適に過ごせますが、朝晩が冷える季節になると皮毛が閉じるため鼻や喉に負担がかかります。
それに加え、乾燥した空気が喉や鼻の粘膜に炎症を起こします。
私は喉が弱い為、この時期は咳がよく出ます。
そんな秋の養生法。
①薄着をしない…皮膚の防衛力が弱くなっているので衣服で守ります。
②激しい運動は避ける…内に向いていく季節にエネルギーを発散するのは自然の流れに逆行するため、冬に体調を崩しやすくなります。
③旬の物、潤す物を食べる…梨や柿等の旬の食材や山芋、大根、ユリ根、里芋等白い食材は肺を潤すと言われています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい季節ですので、どうぞご自愛下さい。
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一掌堂治療院(突発性難聴ハリ治療ネットワーク本部)
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