冬の養生 その2
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前回、冬は「腎」の季節、そして耳も「腎」のグループだとお話しました。
今回は冬の養生法についてお話していきたいと思います。
まずはおすすめのツボから。
・三陰交(さんいんこう)・・・以前ご紹介したツボですが、冷えにとても良いツボです。
三陰交は3つのツボの道(経絡)が合わさるところで、三陰交にお灸や鍼をすると3つのツボの道に影響を与えることが出来ると言われています。
・関元(かんげん)・・・こちらも以前ご紹介しましたが、冷えにとても良いツボです。
・太谿(たいけい)・・・冷えによるむくみに良いツボで、内くるぶしとアキレス腱の間にあります。
お灸をしたりマッサージしたりするのもおすすめですが、レッグウォーマーなどで普段から温めておくのもおすすめです。
また、腎のツボの道にあるツボなので腎を元気にするのにも良いツボです。
ご紹介した関元や、背中にある「腎」に良いとされる腎兪や命門というツボを温めるのに腹巻をするというのもおすすめです。
次は食養生について。
冬の食養生に大切なのは、体の中から温める、体を中から潤す、「腎」を養うことです。
体を温めるのにおすすめなのは、ねぎ、にんにく、生姜、鶏肉、腎を養うのにおすすめなのは、かぶ、黒豆、小豆、ごま、くるみ、りんご、みかんなどです。
是非意識して召し上がってみてくださいね。