妊活に必要な栄養素とは?
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今日は、妊娠をする上で大切な銅と亜鉛の関係についてお話をしたいと思います。
銅と亜鉛は血液中のミネラルの一つです。
同じ吸収経路で進み、拮抗する性質をもちます。
血中でどちらかが多いともう一方の吸収を阻害してしまいます。
現代人の食事などでは、銅の摂取量が増え亜鉛の摂取量が減少していることが多いというデータが出ているそうです。
体内の銅の濃度が高い方は、子宮内膜に銅が付着して着床しづらいと言われています。
その性質を利用して子宮内避妊具には銅が使用されています。
また、亜鉛には血中の銅濃度を下げる効果があり、それによって着床しやすい環境へと近づけると考えられています。
銅濃度が高い方は、対策として食生活の中に亜鉛を含んでいる食品を選ぶと良いとされています。
牡蠣や牛肉、レバー、卵、カシューナッツなどを積極的に摂取すると良いです。
しかし、食品で摂るのはなかなか大変なもので、クリニックなどでは亜鉛サプリを推奨されている所が多いようです。
不妊治療では身体の隅々までたくさんの検査をしますが、細かい栄養素のチェックを受けられる所もあります。
自分に足りないものを知ると、今から改善できることがあるかもしれません。