• 2024.01.08

    耳鳴りと歯ぎしり

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    患者さんのお話を聞いていると、耳鳴りは朝一番が1番小さく、起きて活動するうちに大きくなる方が多い印象があります。
    夕方以降はお仕事等の疲れが出てきて、その疲れが耳鳴りを大きくさせるようです。

    反対に、朝一番が1番大きくて昼夜にかけて小さくなるという場合は、睡眠時に何か問題がある場合が多く、その問題を解決することが耳鳴り解消に役立つだけでなく、他の重篤な病気の予防にも繋がります。
    中でも女性に多いのは歯ぎしりで、男性に多いのは無呼吸などが考えられます。

    ≪歯ぎしり対策≫
    1.夜寝るときはマウスピースをつけて寝る。
    2.ストレスが溜まると歯ぎしりが酷くなるようですので、なるべく寝る前にその日のストレスを減らす工夫をする。毎日手を振って40分ぐらい歩くのもストレス軽減におすすめです。
    3.夜中の歯ぎしりをする人は昼間も歯列接触をしていることが多く、それを改善すると顎の負担を軽くする助けになると言われます。

    歯は通常食べたり飲み込んだりするとき以外は上下の歯の間に少し隙間ができます。
    これが緊張したりストレスがかかることで、知らず知らずのうちに食いしばったり、隙間がなくなってしまうことがあります。
    そのような上下の歯がくっついた状態が長くなることを歯列接触癖と言い、顎への負担が増えます。
    夜中歯ぎしりをする人は昼間も歯列接触していることが多いので、昼間自分の意志でコントロールできるときに、上下の歯の間を少しだけ開ける習慣をつけると良いようです。
    心当たりのある方はお試しください。


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