• 2024.06.08

    航空性中耳炎

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    飛行機に乗った時に気圧の変化により耳が痛くなることがあります。
    また、高層階のエレベーターの行き来で痛むこともあります。

    鼓膜の外と中の中耳腔の気圧は耳管を通して一定に保たれていますが、この鼻の奥と鼓膜の中の中耳腔に繋がっている耳管の通りが悪くなると、気圧の調整がうまくできなくなり、鼓膜が引っ張られて痛みが出てきます。
    ひどくなると中耳炎になり、進行して内耳炎になることもあります。
    それを防ぐために、飛行機の離着陸の時には飴を舐めることが有効とされ、かつては搭乗時に飴が用意されていました。

    航空性中耳炎を防止するためには、離着陸の時はなるべく寝ないで起きておくことが良いとされています。
    一掌堂治療院では航空性中耳炎を防止するために飛行機対策をしています。

    その1:搭乗中に両手首から指3本分上のツボ「外関」と「内関」にチタンテープを4枚貼る。(手首の内側と外側にあります)
    その2:シートベルト着用ランプの点灯中はガムを噛むか飴を舐める。
    その3:シートベルト着用ランプの点灯中は飛行機用の耳栓を両耳にする。
    その4:飛行機を降りた後に鼻を摘まんで耳抜きをしたり耳を叩いたりせず、ガムをしばらく噛む。

    以上の対策に加え、鼻の状態も整えておくことをおすすめします。
    鼻が詰まると耳管も詰まりやすくなるので、鼻の通りを良くして乗ると良いですね。
    また、乾燥して鼻が詰まることがあると耳管も詰まりやすくなるので、乾燥を防ぐために濡れマスクを利用することも良いようです。
    飛行機は湿度が10%台で乾燥しやすいため、注意が必要です。

    それでも航空性中耳炎になってしまった時は早めに病院を受診し、鍼治療も始められると良いですね。
    万全の対策を立てて快適な空の旅をお楽しみください。


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    一掌堂治療院(突発性難聴ハリ治療ネットワーク本部)
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