卵とコレステロール
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必要なコレステロールのおよそ8割は肝臓や小腸などの体内で作られます。
食品で摂取した2割は40〜70%が体内に吸収され、血中のコレステロール濃度が上がると、体内で作られるコレステロール量を抑えてバランスを保ちます。
摂取基準は、以前は「成人男性750mg」「成人女性600mg」でしたが、2015年版の日本人の食事摂取基準(厚生労働省)では食事によるコレステロールの摂取は血中のコレステロール値に直接的に影響を与えないことから、摂取量の基準値は定められていません。
しかし2020年の日本人の食事摂取基準では、脂質異常症の重症化予防を目的として、コレステロールを200mg/日未満に留めることが望ましいとされています。
健康な人には制限を設けていませんが、脂質異常症と、そのリスクが高い人は制限した方が良いようです。(50gの卵1個で185mgのコレステロール量)
自分の身体の状態を把握して、バランス良く少しずつ色々な栄養を摂り、卵を沢山使ったオムライスを食べた翌日は卵を控えるなど工夫をするのが良さそうです。
これからも研究が進み、また基準が変わるかもしれません。
情報をアップデートしながら健康的に楽しく過ごしたいですね!
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