• 2024.12.19

    サイレントミャウ

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    私は長年猫を飼っていますが、最近初めての出来事があったのでご紹介させてください。

    13歳のメスの三毛猫を撫でていた時です。
    気持ちよさそうな表情になり口を開けて鳴いているように見えるのですが、声が聞こえないのです。
    体調不良ではないかと思い調べてみると「サイレントミャウ」といって、最上級の愛情表現時にする鳴き方だと知りました。
    猫は音域が広く人間が聞きとれない声(いわゆるモスキート音)も出せるそうなのです。
    一安心ではありましたが「サイレントミャウ」をしやすいとされているのは子猫やオス猫らしく、我が家の猫は13歳のメスなのだけれど…と、少し疑問は残りました。



    猫と言えば、当院の治療室内には猫の写真が壁に貼ってあります。(ワンちゃんverもあります)
    患者さんに癒しのためですか?と聞かれることがあるのですが、めまい防止のためのものです。

    治療室内の壁紙は白の無地なのですが、以前めまいのある患者さんが「真っ白い壁を見ていると遠近感が分からずふわふわしてきてしまう」と仰られたため、何か焦点を合わせられるものを…と考え、対策として貼り始めました。
    どんなものでも良いのですが、どこか1点に目線を固定しているとめまいが起きにくくなる(落ち着く)そうで、治療中と治療後に顔の正面にくる位置に貼っています。

    「目が回るほど忙しい」という言葉がありますが、文字通り12月は何かと忙しくめまいを起こす患者さんが毎年増えます。
    治療院外でも、めまいが気になる時には「どこか1点をじっと見つめ、目線を固定する」と覚えておくと良いですね。


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    一掌堂治療院(突発性難聴ハリ治療ネットワーク本部)
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