水分と塩分の補給
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ただ今の時期は飲み方に注意が必要です。
暑いため沢山の汗が出ますが、それによって血液量が少なくなり血液中の塩分濃度が上昇すると、発汗と皮膚血管拡張による熱放散(身体の熱を体外に放出すること)がうまく機能しなくなり、熱中症のリスクを高めてしまいます。
また、発汗により体外へ水分が出て多くの塩分が失われた状態では、血液量が少なくなるとともに、血液中の塩分濃度が上昇します。
その時に水だけ飲むと血液中の塩分濃度が元に戻るため、血液量が回復しきっていないのに口の渇きを少なくしてしまい、もう飲まなくてもよいと感じてしまいます。
また、身体は塩分濃度を一定に保つ働きがあるため、仮に口が欲する以上の水を摂ってもそれを尿として排出してしまいます。これを自発的脱水というそうです。
血液量を回復させるには適切な濃度の塩分を含む飲みものの補給が必要です。
発汗の多い時のアクアウォーキングはナトリウム、ブドウ糖を含む飲料を併せましょう。
1.5ℓの内500mlはスポーツドリンクに置き換えることをお勧めしています。また、飲料の温度は22℃以下が吸収されやすく望ましいそうです。
熱中症を予防しながら、暑さやちょっとしたストレスに負けない身体作りを無理なく続けたいですね。
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