活版印刷を体験
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こちらは活版印刷を中心とした印刷所で、文字のデザイン、活字の鋳造、印刷、製本までの工程が分かるように展示され、本の印刷・製本・紙加工などのものづくり体験が出来たりします。
活版印刷といえば、宮沢賢治・作「銀河鉄道の夜」の登場人物の少年ジョバンニが放課後、活版所で活字拾いのアルバイトをしている姿がよく知られています。彼は作中で「虫めがね君」と呼ばれています。
実際の活版印刷で使用する鋳造された文字は非常に小さく、膨大な数があり、その中から正確に文字を探し出すのは虫めがねを使って拡大して探したいくらいとても大変な作業です。
市谷の杜で実際観て、文字探しを体験して大変さを思い知りました。
今は印刷もデジタル化が進み、文字を鋳造し、一文字ずつ探して版を作らなくても印刷物ができます。
それでも活版印刷ならではの、印刷の温かみや凹凸など、人を魅了する技術として残り今も愛されているようです。
まだ暑い日が続いていますが、ウォーキングのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
市谷の杜 本と活字館
開館時間 10:00~18:00
休館 月曜・火曜(祝日の場合は開館)、年末年始入場無料
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一掌堂治療院(突発性難聴ハリ治療ネットワーク本部)
https://isshodo.com/
港区新橋2-10-5 末吉ビル5F
03-3591-0505