耳鳴りの原因は水?
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内耳の蝸牛の中のリンパ液が溜まって起こるのではないかと思います。
病院では、ある音が聞こえない時に脳がその音を補填する、それが耳鳴りだと説明されることがあります。
この説明は、難聴がある場合はなるほどと思いますが、難聴がない場合は、当てはまらないのではないでしょうか。
実際には、難聴を伴わない耳鳴りに悩まれている患者さんはとても多いです。
内耳の蝸牛のリンパ液が溜まったり濁ったりする時に、音がしないのに音が聞こえる。
これが耳鳴りの原因ではないかというのが当院での考えです。
聞こえの仕組みは、まず、音が空気の振動として耳に入ります。
それから鼓膜の振動、その奥の骨の振動になり、更にその奥の内耳の蝸牛のリンパ液、水の振動となり、そのリンパ液の振動を有毛細胞が音に変換して脳に伝えていく仕組みです。
そのリンパ液、水の良し悪しで聞こえが悪くなったり、音がしないのに音を感じたりする耳鳴りが起こるのではないか、と当院では考えております。
ですので、過剰に水が溜まった状態の内耳のむくみを取るために、水を沢山飲んで利尿作用を促し、腕をよく振って首肩の筋肉を緩めるアクアウォーキング療法をおすすめしています。