気圧と内耳
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爽やかな風が心地よく、過ごしやすい気候になってきました。
同時に、気圧の変化を体調から感じていませんか?
内耳には前庭器官という、平衡感覚を司る器官があります。
平衡感覚の機能に加えて、内耳の前庭器官には気圧を感じる機能があることが近年わかりました。(2019年、中部大学の研究発表による)
気圧の変化を内耳で感じると中枢神経へ情報が伝わり、自律神経のバランスが取れないと、古傷や慢性痛の悪化、だるさや眠気、血管の収縮、めまい等の症状が出てくるようです。
疲労やストレスが溜まっていて、低気圧による気圧の変化が来そうなときは無理をせず、早めに休息をとってみましょう。
不調が出始めたら、鍼灸治療や当院でも提案していますセルフケア(内耳ケア)を是非お試し下さい。
気圧によって耳が詰まる症状がある場合は、9/18の記事「台風シーズンの耳詰まりケア法」も併せてご覧下さい。
毎日の気温変化があり、上着をもう一枚羽織るかどうか玄関先で迷うなんてことも多いと思います。
“涼しい”が徐々に”寒い”に変わり始める季節、体調管理には十分に気を付けて、早めの対処で秋の心地良さを楽しみましょう!