• 2022.11.09

    肩甲骨のツボ「天宗」

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    肩甲骨には「天宗(てんそう)」という名前のツボがあります。

    肩甲骨の上には棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)という筋肉がありますが、「天宗」は棘下筋の上にあります。
    脇より背中寄り(肩甲骨の真上)を指でぐっと押すと、ツーンと、重く響く様な感覚の出やすいところです。
    これは肩まわりの感覚を支配する大きな神経の枝が、ちょうど「天宗」の近くより出ているからと考えられます。

    このツボは当院の治療でも用いています。
    東洋医学の経絡(けいらく)という気血の流れの路線図では『手の太陽小腸経』と呼ばれ、その流れは当院の耳の治療で一本目に施術するハリの場所「聴宮(ちょうきゅう)」に繋がっています。
    東洋医学からみて、経絡の流れで耳にもアプローチしているツボです。

    天宗は耳の治療で肩甲骨まわりをほぐし血流を促すのはもちろん、肩関節周囲炎の痛みにも効果的です。
    セルフケアをするには難しい場所ですが、当院で施術を受けた時に「ここかな?」と意識して頂き「天宗」というツボをひとつ知ってもらえたら嬉しいです。