睡眠に関わるホルモン
- ブログ
皆さんは「セロトニン」「メラトニン」という言葉を聞いたことはありますか?
「セロトニン」は、
・頭をスッキリさせる働き
・心を目覚めさせる働き
・自律神経を整える働き
があるとされているホルモンです。
「メラトニン」は、
季節のリズムや概日リズム、睡眠のリズムを調節しているとされるホルモンで、メラトニンが分泌されると眠くなります。
セロトニンはこのメラトニンの原料となっています。
朝に日光を浴びることでセロトニンの分泌が始まり、約14時間後にメラトニンが分泌されます。
そのため睡眠の質を良くするためには、朝起きてすぐカーテンを開けて日光を浴びることが大切です。
このサイクルを考えた時、夜眠れない原因として、朝が苦手なためにお昼頃に起きたりしていることでセロトニンが分泌されるタイミングが遅いことが考えられます。
寝つきが悪い、熟睡できないというお悩みがある方はぜひ、朝起きてすぐ日光を浴びてみましょう。
ちなみに、セロトニンが不足してしまう原因は昼夜逆転生活、パソコンやスマートフォンの使いすぎが挙げられます。
セロトニンを増やすには、日光を浴びること以外にも、セロトニンの原料となるトリプトファンが多く含まれる乳製品、大豆製品、バナナなどを朝の食事で摂ることもお勧めされています。
私自身も睡眠についての知識をおさらいしながら皆様にもお伝えできればと思い、今日のブログを書かせていただきました。
質の良い睡眠を得るために朝の過ごし方に少し注目してみましょう。